服薬記録が続かないのは、「入力が面倒」だからかもしれない
服薬記録が三日坊主になるのは意志の問題ではありません。いつもの記録は短く、必要なときだけ詳しく——続けやすい記録の順番の話。
服薬記録をつけようと、きれいなノートや新しいアプリを用意する。最初の数日は書けても、忙しい朝に一度抜け、そのまま空白が増えていく。
そんな経験があっても、意志が弱いわけではありません。毎日何度も行うことは、ひとつひとつの手間が小さくても、積み重なると続きにくくなります。介護記録が続かないのは、あなたのせいじゃない で書いたことは、服薬の記録にもそのまま当てはまります。
毎日の記録は、短いほどいい
薬を飲むたびに、日付、薬の名前、量、時刻を入力する。正確ではありますが、毎回これを続けるのは大変です。
まず知りたいことが「今日の朝の薬を飲んだかどうか」なら、最初の記録はもっと簡単でもよいはずです。
朝の薬を飲んだら「朝」を一度タップする。Alexa が近くにあれば「朝の薬を飲んだよ」と話す。詳しい時刻やメモが必要な日だけ、あとから書き足す。
いつもの記録は短く、必要なときだけ詳しく。 その順番なら、忙しい日にも記録を残しやすくなります。
空白の日を責めない
介護や療養の毎日には、記録どころではない日もあります。一日抜けたからといって、それまでの記録の価値がなくなるわけではありません。
完璧な表を作ることより、あとから「この日は飲めた」「この時間帯は忘れやすかった」と振り返れる材料が少しずつ残ること。そのほうが、暮らしの中では役に立つのではないでしょうか。
一番短い方法で、記録を残す
いま作っている「おくすりの約束」は、服薬記録を声ひとつ、タップひとつから始められるようにするアプリです。今日の状況、直近一週間、一か月の記録を同じ場所で振り返れます。
現在は開発・試験中で、一般公開はまだ行っていません。毎日無理なく続けられるかを、実際の暮らしの中で確かめながら整えています。
それまでの間も、「朝の薬を渡せた」の一行なら今日から残せます(CareQuest・無料・登録不要)。短い記録から、始めてみませんか。
おくすりの約束は服薬記録・生活支援ツールであり、医療機器ではありません。服薬については医師・薬剤師の指示に従ってください。

今日も、読んでくださってありがとうございます。